オービックビジネスコンサルタント(OBC)は11月25日、業務ソフトウェア「奉行10」の新クラウドモデルを提供開始すると発表した。

奉行シリーズは、勘定奉行を筆頭に会計・給与・販売といった業務に関わるソフトウェアを提供している。

今回提供するのは、パブリッククラウドと組み合わせて利用できる「奉行10クラウド」と、クラウド環境の構築・運用までを提供する「OBCクラウドサービス」

奉行10クラウドは、初期投資を抑えてクラウドを利用したい、既存システムと併せてクラウド化したい場合などに適しており、Microsoft Azure、、Amazon Web Services(AWS)、Cloudn、ニフティクラウドなどに対応している。

奉行10クラウド(パブリッククラウドモデル)

OBCクラウドサービスは、クラウド環境の構築・運用まで含めたオールインワンサービス。奉行10に加え、クラウド環境、環境構築・運用・サポートまでを提供する。そのため、クラウド環境構築のための人員が確保できない、システム運用の手間を省きたい場合などに適している。

OBCクラウドサービス(オールインワンモデル)

価格は、製品やライセンス数によって変わるが、例として、勘定奉行i10 3ライセンスの場合は、奉行10クラウドが月額4万円から、OBCクラウドサービスはが月額11万9584円(次年度以降は月額9万4584円)から。なお、契約は年単位となる。