Google Cloud Platformプロジェクトは10月18日(米国時間)、「Google Cloud Platform Blog: Introducing Google Cloud Shell's new code editor」において、プロジェクトの開始、アプリの開発、リポジトリへの追加、デプロイ、デバッグのすべての工程をブラウザ内で完結できるようになったと伝えた。すべての操作をブラウザで完了させたいというデベロッパーの要望に応えるものだと説明している。
開発環境としてはVisual StudioやEclipse、Vimなどが人気があるほか、開発者向けのエディタはプラットフォームごとにさまざまなアプリケーションが存在しており、開発者は自分の手慣れたエディタを使う傾向が見られる。Google Cloud Platformではそれ以外にもターミナルを使ってデータの連動を行うといった必要もあり、これまではそうしたツールを組み合わせて開発を行う必要があった。
今回新しく追加されたクラウドシェルおよびEclipse Orionベースのコードエディタを利用すると、こうした操作をすべてブラウザ経由で実施できるようになるという。操作中にほかのアプリケーションへ切り替える必要がなくなるほか、Webブラウザさえあれば開発ができるため作業するプラットフォームの幅が広がることになる。