大阪大学(阪大)と量子科学技術研究開発機構(量研機構)は10月13日、包括的連携協力に関する協定書を締結したと発表した。
同協定の締結に基づき両者は、研究開発力や最先端研究設備などの研究環境、人材を活かした新たな連携・協力の枠組みを構築することにより、さまざまな分野における科学技術・学術の振興やイノベーション創出を目指していく。
また今回、両者は同協定のもとに、量研機構関西光科学研究所と阪大レーザーエネルギー学研究センターとのあいだで「光・量子ビーム科学に関する連携協力に関する覚書」も締結。両研究所の研究ポテンシャルを相互に有効活用し、組織的連携を行うことにより、国際競争力のあるパワーレーザーの開発とその利用研究を加速させていきたい考えだ。