ACCESSは9月26日、企業の業務システムのIoT化を支援するという屋内の位置情報取得ソリューションである「ABF for Location」を提供開始した。新ソリューションは、O2Oや見守りサービスなど、Beacon(ビーコン)を用いた位置情報連動コンテンツ配信クラウド・サービス(ASP)である「ACCESSTM Beacon Framework(ABF)」で培った技術力とノウハウを生かしたものという。

ABF for Locationをベースとするシステム構築のフロー

同ソリューションは、ビーコンを用いて工場・倉庫・オフィスなど屋内の人や物の位置情報を取得し、機材の管理状態の記録・要員配置の適正化・機械の稼働状態の監視といった業務効率改善のためのシステム構築を開発可能にするというパッケージ。

屋内位置情報を取得し業務システムを構築するために必要となるハードウェア及び機能(ソフトウェア)として、Beacon端末・Beacon受信機・受信機制御ソフトウェア・管理ソフトウェアを一式で提供する。

同社は同ソリューションを、各種業務システムを開発する企業やシステム・インテグレータ(SIer)、業務システムを提供するプロバイダ、ファクトリー・オートメーション(FA)機器メーカーなどを主な対象として販売していくとのことだ。