freeeは8月25日、同社が提供する「クラウド会計ソフト freee」において、請求書の郵送に対応したことを発表した。これにより、1通150円で請求書を郵送することが可能になる。

これまでの請求書送付のフローに加え、請求書が郵送可能になった

freeeはこれまで、請求書作成から売掛金への自動登録や、freee上で請求書のやりとりが完結する「スマート請求書」の機能により、請求書に関わる業務の効率化を実現してきた。

freee上で発行される請求書は月間6万通を超え、一般的な企業の営業時間(8時間)で換算すると、1分当たり6通以上発行されており、発行される請求書の請求額の合計は月間500億円を超えているという。

同社は「スマート請求書」などを軸に、事業者のバックオフィス業務がクラウド上で完結できるように機能開発を進めているが、紙の請求書でのやり取りをメインに行っている事業者もあり、こうした事業者に対しても、freeeの業務効率化の価値を提供するため、郵送対応に踏み切った。

今後は、紙の請求書とクラウドの効果的な連携を通し、スモールビジネスのクラウド化やペーパーレス化を進めるとしている。