ネオジャパンは7月12日、アマノビジネスソリューションズと協業し、同社のグループウェア「desknet's NEO」とアマノの勤怠管理サービス「CLOUZA」の連携による「タイムカード+CLOUZAオプション」を発表した。8月1日より販売開始する。

「desknet's NEO」は、組織内の情報共有とコミュニケーションの改善に役立つ25のアプリケーションを標準搭載したWebベースのグループウェア。PC・タブレット・スマートフォンのマルチデバイスに対応している。

「タイムカード+CLOUZAオプション」は、「desknet's NEO」クラウド版の新たなオプションサービスとして提供される。

同オプションの最大の特徴は出退勤の打刻をdesknet's NEOのポータル上から1クリックで行える点。利用者自身の勤怠状況は、リアルタイムでポータルから確認することも可能で、グループウェアと勤怠管理システムのそれぞれにログインする必要がなくなる。

desknet's NEOのポータルから打刻して、勤務状況を確認することが可能

PCに加えて、スマートフォンとタブレットからの出退勤打刻に対応しているため、外勤の多い営業や配送・保守業務、屋外作業の多い建設現場・警備業務、グループウェアのIDを持たないパート・アルバイトなど、幅広いシーンで活用できる。スマートフォンからの打刻時は、位置情報を付加できるため、不正打刻の監視も可能となっている。また、店舗やオフィスなど設置スペースが限られる場所には、タブレットをタイムレコーダーとして利用することも可能。

スマートフォンやタブレットからの打刻に対応

打刻データはリアルタイムで集計され、常に全社の勤務状況を確認できるため、月途中での人員調整や長時間労働の抑制指導にも効果を発揮するという。週次・月次単位で行える集計処理は、複数の勤務体系やシフトパターンに対応。一般的な定時集計に加え、時間数集計や時間帯別集計など、複雑な勤務体系にも対応できる。

リアルタイム集計で勤怠状況を把握

打刻データの集計結果は、週報・月報としてPDFに出力可能。出勤・退勤時刻や日々の計算、月次集計が1枚の表で確認できるので、保存帳票としても利用できる。集計したデータは、主要な給与計算ソフト(弥生給与、PCA給与、給与奉行、給与大臣NX、給料王、給与計算freee、MFクラウド給与、A-SaaS クラウド給与システム)と連携させることで、そのまま給与処理に利用できる。

打刻データの活用で勤怠管理を効率化

desknet'sクラウドの提供価格は、月額400円/1ユーザー。1ユーザー単位で5ユーザーから契約できる。desknet'sクラウド タイムカード+CLOUZAオプションの提供価格は、月額2000円/10ユーザー。10ユーザー単位で20ユーザーから契約できる。なお、初期費用は無料となっている。