.NETエンジニアリングチームは5月20日(米国時間)、「Happy 25th Birthday, VB!|.NET Blog」において、Visual Basicが公開されてから25年が経過したと発表した。.NETエンジニアリングチームは今後もVisual Basicの開発を継続するとし、来週からブログで新機能の紹介などを行っていくと述べてている。
Microsoftの取り組みもあって、BASICはプログラミング言語として一世を風靡した。Microsoftはその後、Visual Basicを発表して大成功を収める。Visual Basic以降はVisual Basic .NETを発表するが、Visual BasicからVisual Basic .NETへの移行はMicrosoftの思惑ほどは進まず、プログラミング言語としてのシェアは下落する傾向を見せている。ほかのプログラミング言語が強い存在感を示していることも相対的にVisual Basic .NETのシェアを下落させることにもつながっていると見られる。
ここ数年の取り組みを見ればVisual Basicは下落傾向を続けていることになるが、これだけ長期にわたって単一のソフトウェアベンダーが公開しているプログラミング言語に一定のシェアがあることは注目に値する。Microsoftは今後も開発を継続するとしており、今後のシェア動向が注目される。