ウイングアーク1stは5月18日、帳票クラウドサービス「SVF Cloud」の最上位版「SVF Cloud Enterprise」を発表。同日より提供を開始する。

コンテナを増加させるオートスケール機能(SVF Container)

「SVF Cloud」は、帳票基盤ソリューションとして販売している「SVF」を、クラウド上で利用できる帳票クラウドサービス。グラフィカルな操作画面により、細やかな帳票から装飾性の高い帳票まで簡単に作成できるなど、簡易さと柔軟性が特長。「SVF Cloud Web API」「SVF Cloud for Salesforce」「SVF Cloud for Kintone」は無償で試すことができる。

「SVF Cloud Enterprise」では、グローバルでの分散制御により、万が一センターにトラブルが生じても帳票運用を継続可能とする仕組みを提供している。SVFの実行環境をコンテナ化し、リクエストや印刷負荷に応じて、コンテナを増加させるオートスケール機能を搭載している。同機能により、1テナントあたり、1日あたり数百万ページの帳票出力や、クライアント台数が数百万台以上のような印刷業務も安定したパフォーマンスを実現するという。