It's F.O.S.S.に5月14日(米国時間)に掲載された記事「NodeOS : Operating System for Node Lovers」が、Node.jsおよびLinuxカーネルをベースに開発されているディストリビューション「NodeOS」が最初のメジャーリリースへ向けて開発を進めていることを伝えた。すでにある程度のクオリティが実現されているほか、現在も積極的に開発が進んでいるという。
NodeOSはLinuxカーネル上にNode.jsランタイムおよびnpmパッケージ管理システムを導入したディストリビューション。最近開発が活発に進んでいるNode.jsおよびnpmをユーザランドのランタイムエンジンの中心およびパッケージ管理システムに利用するという点がこれまでのLinuxディストリビューションと比べて特徴的になっている。
Web関連技術は開発が活発に進んでおり、良好なエコシステムが構築されている。そのため、これまでWeb関連技術が使われていなかった分野においても、これら技術を活用した実装を進める取り組みが増えている。JavaScriptエンジンの処理性能は高性能化が続いており、ネイティブバイナリの実行速度に匹敵させるための技術も開発が進んでいる。今後の開発に注目しておきたい取り組みと言える。