伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)のグループ会社、CTCシステムマネジメントは3月1日、マイクロソフトのパブリッククラウド「Microsoft Azure」を用いて、クラウド基盤へのシステム構築から運用・監視まで、移行を含めてトータルに提供する「クラウド導入運用サービス For Microsoft Azure」の提供を開始した。

同サービスは、3つのフルアウトソース型サービスで構成される。

1つ目のサービス「AD on Azure」は、オンプレミス環境の既存のActive Directory(AD)をAzure上へ移行し、ADの運用業務までトータルに行うもの。専用ツールを用いることで、アカウント登録など一部の機能は顧客も利用できる。

2つ目のサービス「File Server on Azure」は、オンプレミス環境の既存のファイルサーバをAzure上へ移行し、運用まで行う もの。Windowsエクスプローラーから、ファイル共有、共有アクセス権の登録などの機能は顧客も利用できる。

3つ目のサービス「ADFS on Azure」は、新規にAzure環境でOffice 365とActive DirectoryのID連携とシングルサインオン機能を構築し、運用業務まで行うサービス。

初期費用は77万円から、月額利用料は14万円からとなっている。

「クラウド導入運用サービス For Microsoft Azure」の概要