日本ヒューレット・パッカード(HPE)は2月18日、物理的なネットワーク環境と仮想環境が共存するハイブリッドネットワーク環境のサービス管理で通信事業者(CSP)を支援する「HPE Service Director」を発表した。

同製品を利用することで、通信事業者は、ネットワーク機能仮想化(NFV)の導入環境における物理環境と仮想環境の両方のサービスをシームレスに管理でき、運用サポートシステムの自動化を実現する。

同製品は、「HPE NFV Director」の機能を拡張し、仮想環境と物理環境の双方において効率的なオーケストレーションを実現する。

具体的には、アシュアランス(サービス保障)やフルフィルメント(サービス展開)の業務をクローズドループで自動化することにより、運用を統合する。

共通のデータを提供することで、品質や精度、一元的な管理を保証し、包括的なビューを通じて生産性を向上させるほか、 オープンかつ柔軟なモデリングにより、通信事業者が提供する各種サービスについて、サービス相互の関連性や動作状況の管理を可能にする。