ネットギアジャパンは、同社独自のネットワークストレージ用OSであるReadyNAS OSの最新バージョン6.4を搭載した、1Uサイズのラックマウント型ネットワークストレージ(NAS)「ReadyNAS3138」シリーズを、2月18日から販売すると発表した。

「ReadyNAS3138」シリーズ(RN31844E)

「ReadyNAS3138」シリーズは、同社のラックマウント型ReadyNASの中でミドルレンジに位置づけされる製品で、サーババックアップ用途、iSCSIやNFSを使用した仮想サーバ用のネットワークドライブ、最大150人程度の事業所におけるデータ共有のためのファイルサーバ用途に最適だという。

SATA HDD対応のHDDドライブベイが4つあり、RN31844E(4TB×4)、RN31843E(3TB×4)、RN31842E(2TB×4)の3つのラインナップがある。価格(税別)はそれぞれ、60万円、50万円、40万円。HDDのホットスワップが可能で、ネットワークは1000BASE-T。拡張ポートとして、USBやeSATAがある。

ReadyNAS OSの機能としては5段階のファイル保護機能を搭載。具体的には、複数台のHDDによるRAID ボリューム構成、定期的なスナップショット取得で、任意の時点のデータへ復元、ライセンスフリーのリアルタイム・アンチウイルス・ソフトウェア、アクセス頻度の低いファイルの破損を事前に検知・修復するビットロット・プロテクション、複数箇所に設置したReadyNAS間で、自動的にVPNトンネルを構築してファイルをバックアップするReadyNAS Replicate機能を搭載する。

また、同社は販売中のエントリークラス1Uラックマウント型ネットワークストレージ(ReadyNAS 2120 シリーズ)の価格を改定も行い、最大17%値下げを実施。4TB×4のRN21244Eが58万円から50万円に、3TB×4のRN21243Eが48万円から40万円に、2TB×4のRN21242Eが38万円から35万円(いずれも税別)にそれぞれ値下げされた。