コクヨとサイボウズは1月25日、コクヨのデジタルノート「CamiApp S(キャミアップエス)」と、サイボウズの業務アプリケーション構築クラウド「kintone(キントーン)」との連携ソリューションを提供していくことを発表した。

「CamiApp S」と「kintone」の連携ソリューションイメージ

両社によると、紙の帳票の情報をシステムに入力し直すという非効率な状況は、PCを常時利用することができない現場において散見されているという。今回のソリューションは、紙の帳票に書くだけでデータ化できるCamiApp Sを用いて現場の情報を記入し、PaaSであるkintoneへのデータの自動転送を可能にした。

介護日報業務や建設現場、機器類の保守メンテナンス現場の記録業務において必要な記録をCamiApp S専用の帳票用紙に記入すれば、kintoneに自動登録され、クラウド上での情報共有を実現する。

また、kintoneの機能を使えば、業務に関するワークフローも展開できる。他システムへのデータ送信やユーザー独自の帳票レイアウトも有償で対応しており、さまざまな業務シーン、システムへの対応が可能だという。なお、連携ソリューションの発売は2016年2月を予定している。