NTT東日本は11月19日、ワークスタイルの変革を促進するクラウドサービス「αUC(アルファユーシー)」を2015年12月16日より提供すると発表した。
同サービスは、コミュニケーションを活性化するユニファイドコミュニケーション機能、社員のスマートフォンを業務に活用するBYOD機能を提供する。
ユニファイドコミュニケーション機能としては、文字チャットのように簡易なメッセージのやりとり、プレゼン(出勤中・休憩中などの利用者の状態)の共有を提供する。
BYOD機能としては、PCのブラウザや専用のスマートフォンアプリケーションから同サービスのクラウドサーバ上に登録されているアドレス帳の情報を閲覧することが可能。これにより、スマートフォンの電話帳に顧客情報を登録する必要がないため、端末紛失時の情報流出を防ぐことができる。
同サービスとして連携したビジネスフォンを活用することにより、クラウドサーバ上のアドレス帳に登録された電話番号あてにスマートフォンからビジネスフォンを経由して発信すること、ビジネスフォンに着信した通話をスマートフォンへ転送する際に、クラウドサーバ上のアドレス帳に登録された電話番号・名前をスマートフォンに表示させるなど、外出先からもスムーズな電話応対が実現できる。
同サービスの契約には、「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光ライト」「光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービス」のいずれかの契約が必要。
利用料は、1ID当たり月額350円(税別)。1つのIDでPCとスマートフォンで利用できる。