電通は8月19日、テレビCMとオンラインの動画・ディスプレイ広告の出稿を統合的に最適化するツール「d-holistics Cross Media Planner」を開発したことを発表した。

「d-holistics Cross Media Planner」のUIイメージ

同ツールは、同一個人の購買行動データとテレビ接触、Web・モバイル接触、意識・価値観関連のデータを紐づけし、各施策の到達状況から購買までの関係を統合的に分析することができる独自のシングルソースデータベース「d-holistics」を活用したもの。

オンラインの動画やディスプレイ広告を含む運用型広告の「リーチ」「キャンペーン認知」「ブランド認知」「購入意向」などの指標をシミュレーションすることにより、最適な出稿を可能にするほか、従来から提供するテレビCM単体におけるコストや局比率、スケジュールなどの最適化と組み合わせることで、広告主のさまざまなクロスメディア出稿ニーズへの適応を実現する。

同社は今後、同ツールを用いて、より効果的な統合型マーケティングソリューションを提供していく考えだ。

「d-holistics Cross Media Planner」リーチシミュレーションイメージ