フリークアウトはこのたび、プライベートDMP「MOTHER」にスマートフォンのGPS位置情報を管理する機能を追加したと発表した。搭載済みのBeacon機能と合わせて、データをハイブリッドに活用し、企業のオムニチャネル戦略をさらに支援していく狙いだ。

フリークアウトが提供するオムニチャネル・ソリューション概要

GPS位置情報を管理する機能は、GPS位置情報やBeaconに基づく位置情報の取り扱いに関する利用目的・取得情報などの注意事項に、あらかじめ同意(オプトイン)したユーザーのみを対象にしたもの。これらの機能をハイブリッド活用することにより、実店舗・ECサイトをはじめとする、あらゆるチャネルに応じたコミュニケーションの設計が可能となる。

たとえば、アパレル企業においては、「未購入(来店したものの、購入に至らなかった)ユーザーに対して、帰宅後の時間帯にECサイトでのタイムセールを訴求する」「店頭購入後1カ月以内のユーザーに対し、購入した商品を取り入れたコーディネートを提案し、新たな商品を訴求する」「店頭購入後1ヶ月経過したユーザーに対し、新シーズンの商品を訴求し、リピート率向上を図る」といった活用例を想定する。

ハイブリッド位置情報(GPS × Beacon)を活用した、オム二チャネル施策例:アパレル企業