日本IBMは7月15日、企業がモノのインターネット(IoT)技術を活用して新しいビジネスモデルを構築し、機器がつながる世界で新しい事業展開を支援する専門チーム「IoT事業開発推進室」を新設したと発表した。
新組織は、同社がビッグデータの情報管理、コンサルティング部門がビジネスで培った業界の知見、スマーターシティ・プロジェクトの先進事例のノウハウに研究開発部門の先進技術力を加え、企業や産業界におけるIoT技術の活用を推進し支援する。
新組織のメンバーは、専任コンサルタント、ビッグデータや情報管理関連のソフトウェア技術者、研究開発部門の専門家、営業担当者などとなる。
米国IBMは日本IBMに先行して、今年3月にIoT部門を新たに設立し、今後4年間にわたるIoT分野への30億ドルの投資、顧客やビジネス・パートナーによるIoTソリューションの構築を支援するクラウド型のオープン・プラットフォームを構築中であることを発表している。