博報堂DYホールディングスは6月25日、生活者データを利活用したマーケティング活動の実践を支援するグループ横断型の組織として、「博報堂DYグループ・次世代オウンドメディア・マーケティングセンター」と「博報堂DYグループ・マーケティングプラットフォーム・ソリューションセンター」の2組織を新設した。

博報堂DYグループではこれまで、生活者とのつながりを活用したマーケティングに対し、グループ各社が専門組織をそれぞれ立ち上げ対応してきたが、顧客企業のニーズ拡大を受けグループ横断型の組織を新設し、対応力の強化を図るに至ったという。

新設する組織では、企業のWebサイトをハブとして顧客との継続的な関係を構築する「オウンド・メディア・マーケティング」の強化と、企業のマーケティング活動を効率化・自動化して顧客とのコミュニケーションを統合的に管理する「マーケティング・プラットフォーム」の導入を通じたマーケティングの自動化・効率化の推進を目指す。

また、同取り組みは、博報堂DYグループの「中期経営計画」における成長ドライバーのひとつ。今後は、「次世代オウンドメディア・マーケティングセンター」と「マーケティングプラットフォーム・ソリューションセンター」それぞれが専門性を活かしつつ、生活者データ・ドリブン マーケティング」を推進する組織として、連携していく考えだ。