ネットギアジャパン(NETGEAR)は6月23日、IEEE 802.11nに対応し最大450Mbpsの通信が可能な無線LANアクセスポイント「WNDAP660」を発表した。価格は7万4,000円(税別)、販売開始は6月30日。
新製品は2.4GHzと5GHzの周波数帯を同時に使用可能であり、3x3のMIMO(Multiple Input Multiple Output)により最大450Mbps+450Mbpsの通信速度を実現。
2.4GHzと5GHzの両方を同時に使えるデュアルバンド対応のため、より多くの子機を収容でき、従来の規格であるIEEE802.11a/b/g対応の子機も収容可能。
また、ビーム・フォーミングにより電波の到達範囲を拡張するほか、バンド・ステアリング機能を搭載で、子機の2.4GHzと5GHzへの分散して収容し、負荷を軽減する。
セキュリティ機能としては、WPA/WPA2/IEEE 802.1X(RADIUS 認証)/不正AP(Rough AP)検出/WIDS(Wireless Intrusion Detection)/WIPS(Wireless Intrusion Prevention)を装備。同社のワイヤレス・コントローラである「WC9500」「WC7600」での集中管理が可能という。これにより、1台のWNDAP660に子機が集中しないように分散収容が可能であり、複数台の同製品間で電波が干渉しないよう出力を自動調整できるとのこと。
インタフェースとして、ギガビット・イーサーネットを2ポート装備し、Power-over-Ethernet(IEEE802.3af/IEEE 802.3at)により電源供給で動作するため電源コンセントを用意する必要がない。
外形寸法は幅253.75×奥行き253.76×高さ54.76mm、重量は1.5kg。