今や、われわれの生活になくてはならない存在になっているGoogle検索だが、さまざまな「隠し機能」を持っている。知っていたら、検索の効率が上がる機能も多いが、遊び要素たっぷりの機能もある。今回は、実用性は低いが楽しめる、Googleの隠し機能を紹介しよう。

画面が斜めに傾く

英語で傾くという意味の「tilt」、斜めという意味の「askew」、日本語の「斜め」で検索すると、画面が右下に向かって傾く。

画面が一回転する

英語で「do a barrel roll」、日本語で一回転」で検索すると、検索結果がぐるりと1回転する。

画面が崩れる

「Google Gravity」で検索して、検索結果の一番上に表示される「Google Gravity - Mr.doob」にアクセスすると、画面が崩壊する。

画面が無重力状態になる。

「Google Space」で検索して、検索結果の一番上に表示される「Google Space - Mr.doob」にアクセスすると、画面が無重力状態に陥る。

画面が水に浮かぶ

「Google Underwater Search」で検索して、検索結果の一番上に表示される「Google Underwater Search」にアクセスすると、画面が水に浮かぶ。

ちなみに、「Apple」と検索したら、上からリンゴが落ちてきて沈み、検索ワードを入れる画面がひっくり返った。

「人生、宇宙、すべての答え」を教えてくれる

「人生、宇宙、すべての答え」や「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」で検索すると、「42」と表示される。

ちなみに、「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」(原文:the Answer to the Ultimate Question of Life, the Universe, and Everything)とは、ダグラス・アダムズのSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』に登場するフレーズ。

ミニゲームが始まる

「Zerg Rush」で検索すると、画面に赤と黄色の「O」の文字が現れて、検索結果を食べ始める。最終的に、「GG」が2つ並ぶ。

Oの文字は3回クリックすると倒す(画面から消す)ことができ、画面の右側に倒したOの文字の数が表示される。スコアはGoolge+で共有できる。

ちなみに、「Zerg Rush」で検索すると、ゲームが始まってしまうため、検索は行えない。

「」と入力すると、ミニゲームが始まる。次から次へと現れるOの文字は3回クリックすると消える

無限ループを体験できる

「再帰」で検索すると、「もしかして:再帰」と表示され、これをクリックすると再度、同じ画面が表示され、永遠に続く。

英語の場合、「recursion」で検索すると、Did you mean:recursion?(もしかして:回帰)」と表示される。

「再帰」とはもう一度帰ってくることを意味し、つまり、検索結果が戻ってきているというわけだ。

ハートが描ける

「Graph for sqrt(cos(x))cos(300x)+sqrt(abs(x))-0.7)(4-x*x)^0.01, sqrt(6-x^2), -sqrt(6-x^2) from -4.5 to 4.5」と検索すると、計算結果がグラフで表示され、ハートが描かれる。

画面が真っ暗になる。

「Black Google」で検索すると、画面が真っ黒になる。この画面では、検索ワードを入力するボックスに表示される文字は白くなり、検索結果も白い文字で表示される。