京セラコミュニケーションシステム(KCCS)とアイリッジは6月2日、デジタルマーケティング分野でのスマートフォン向け位置情報連動型サービスの提供に向け、戦略的パートナーとして業務提携したと発表した。

新サービスの一例(オンラインから実店舗に誘導する施策)

KCCSは、広告配信サービス「KANADE DSP」や、データマネジメントプラットフォーム「Rocket Fuel Origin DMP」などのデジタルマーケティングサービスを提供する。

一方、アイリッジは、スマートフォンのGPS/Wi-Fi/iBeacon(Bluetooth)からの位置情報を基に、ユーザー1人ひとりに最適化されたメッセージをプッシュ通知できるO2Oソリューション「popinfo(ポップインフォ)」を提供する企業だ。

今回の業務提携により、DMPをハブとして、オンラインやオフライン向けサービスを統合することにより、ユーザーの状態や興味関心に適したメッセージ配信が可能になるという。

両社は今後、スマートフォン向け位置情報連動型サービスの提供に向けた準備を進めるほか、企業と消費者の間に新しい双方向のコミュニケーションを生み出す新たなサービスの提供を目指す考えだ。