NECディスプレイソリューションズは4月23日に、同社が提供しているプロジェクター「ビューライトシリーズ」の新製品として、フルHD対応のレーザープロジェクター「NP-PH1202HLJD」を、5月21日から販売することを発表した。
「NP-PH1202HLJD」は、同社によると独自の新技術「循環冷却防塵構造」で、2万時間の長寿命化、高輝度12,000ルーメンを実現したという。また、RGBの色ごとにDLPチップを1枚ずつ割り当てるフルHD(1,920×1,080)対応の3チップDLPにより、高画質な映像を投写できる。
「循環冷却防塵構造」は、光学ユニットを密閉し、内部で空気を循環させて光学部品を冷却させることによって、外気に含まれるチリやほこりによる光学部品の汚損を防ぐという。また、レンズシフトを行うために必要な隙間を凹凸に設計することで、チリやほこりの侵入を抑え、さらに耐久性を向上させている。
また、4台のプロジェクターを使って、4K(3,840×2,160)映像の投写が可能な、タイリング機能にも対応。
パネル解像度や価格は下記のとおり。
型名 | パネル解像度 | 明るさ | 価格 |
NP-PH1202HLJD | 1,920×1,080 | 12,000ルーメン | オープン |
同製品はレンズは別売りで、スクリーンへの投写距離に応じて選べる6種類のオプションレンズが用意されている。