日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月10日、クラウド製品のブランド「HP Helion」のポートフォリオを拡充し、ワークロードに特化した7種類のIaaS(Infrastructure as a Service)ソリューションを「HP Helion Managed Virtual Private Cloud (VPC)」向けの標準ソリューションとして提供すると発表した。
今回、「HP Helion Managed Virtual Private Cloud(VPC)」において、比較的軽度なエンタープライズクラスのワークロード向けに4種類の仮想サーバ構成と、専用サーバが必要となるビジネスクリティカルな本番ワークロード向けに3種類の物理サーバ構成が提供される。
これらのソリューションが対象とする典型的なワークロードは以下のとおり。
- アプリケーション開発、ファイルプリント、非本番環境、品質保証
- SharePoint、ユニファイド・コミュニケーション、カスタムツール
- カスタマー・リレーションシップ・マネージメント(CRM)における重要度の低い情報の管理
- ホスト型電子メールおよびエンタープライズCRM
- Oracle CX、データマイニングおよび分析
- データウェアハウス
- SAPアプリケーション、Oracle、Microsoft Dynamics、Sage
あわせて、企業がOracleのアプリケーションワークロードをクラウド上に移行、最適化・管理するための、包括的なプレエンジニアリング・ソリューション「HP Helion Business Applications for Oracle」の提供も発表された。
「HP Helion Business Applications for Oracle」により、「HP Helion Managed Cloud」上でOracleアプリケーションを移行し、導入と管理を行うことが可能になる。