Amazon Web Servicesは4月7日、クラウドサービス「Amazon Web Service(AWS)」において、AWS Configのリージョン拡張および機能追加・改善を発表した。

AWS Configとは、AWS利用者がAWSリソースの構成変更、構成履歴、イベントリーなどを監視、分析できるサービス。

追加されたリージョンは「アジアパシフィック(東京)」「米国西部(北カリフォルニア)」「アジアパシフィック(シンガポール)」「南米(ブラジル)」「ヨーロッパ(フランクフルト)」の5つで、これで合計9つのリージョンが利用可能となった。

追加機能は、AWS ConfigがサポートするAWSリソースへの構成変更を検知するたびに「Amazon Simple Notification Service(SNS)」がリアルタイムに通知を行うというもの。

電子メールサブスクリプションを登録することで通知を受け取れる。メールには、件名にリージョン、リソースタイプ、リソースID、変更タイプ(作成、更新、または削除)など記載される。電子メール自体がJSONのままなので、そのままプログラムで使用できる。

統合ログ管理アプリの「LogStorage」がAWS Configに対応。これによりAWSリソースを可視化できるようになった。

また、アラート機能が追加され、特定のAMIを使用する構成変更を監視したり(EC2インスタンスを含む)、未認証のAMIが起動したEC2を検出したりできる。