NECは4月7日、企業内で利用しているWindows Server 2003で動作しているファイルサーバを発見する「ファイルサーバ発見サービス」を無償で提供開始すると発表した。
同サービスは、同社から送付される情報収集センサー機器「InterSec/NQ30」を自社のネットワーク環境に一定期間設置し、その後、機器を返送することで、同社が情報を抽出・解析を行うことで、OSの情報を明らかにするもの。
ネットワーク1セグメントの場合、申し込みから結果確認までの期間は約2週間の予定。センサー機器の接続と回収を同社の保守員が出向いて実施する有償サービスも提供される。
同サービスは限定100社を対象としており、4月15日より、「ファイルサーバ発見サービス申込みサイト」で受け付けを開始する。
同サービスの提供に伴い、ストレージ「iStorage NS300Tf」、ファイルサーバとしての利用に適したストレージ製品「iStorage NSシリーズ」と移行ソフトウェア「NEC Easy Data Migration for File Server」のセット製品、アプリケーションサーバを一時的に仮想化基盤上に移行するサーバ仮想化延命セットなどの「サーバ移行パック」が販売される。
価格は、ストレージ「iStorage NS300Tf」が44万8000円から、サーバ移行パック「iStorage NS300Tf NEDAMバンドルモデル」が47万8000円から、サーバ移行パック「iStorage NS100Te NEDAMバンドルモデル」が22万8000円から、サーバ移行パック「サーバ仮想化延命セット」が22万円からとなっている(すべて税別)。