アプリックスIPホールディングス(アプリックス)は3月24日、Twitterと連動することによりBeaconの利用者に対してリアルタイムに情報を提供できるシステムを開発し、商店街のタイムセールや鉄道の運行・遅延情報の通知サービスでの利用を始めたと発表した。
従来のBeaconシステムでは、スマートフォンに表示するデータを予め作成しておく必要があり、タイムリーに情報を提供するのが困難だったという。そこで同社はTwitterと連動するBeaconシステムを開発し、Twitterで情報を発信するだけで、その内容をリアルタイムでBeaconの利用者に通知することを可能にした。
Twitterと連動するBeaconシステムの活用により、その日入荷された新鮮な野菜や魚などの情報とともにお薦めのレシピを知らせたり、通行中のお店でタイムセールが始まった商品やメニューといった身近にある便利でお得な情報をタイムリーに提供できる。
世田谷区の経堂農大通り商店街の例では、Twitterと連動するBeaconシステムによって、商店街を通行する最寄路線となる小田急線の運行・遅延情報をタイムリーに通知するサービスを提供しているという。