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ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは3月4日、ゲームエンジンUnityの最新バージョンであるUnity 5の正式版を公開した。ゲームビジネスを支援するサービスや機能が付属する有料の「Unity 5 Professional Edition」と、無料バージョンの「Unity 5 Personal Edition」の2つのライセンスモデルによって展開される。
Unity 5は、物理ベースシェーダー、EnlightenによるリアルタイムGI、リフレクションプローブ等の最新機能を備えたグラフィックエンジンに、さまざまな機能を備えた高性能64ビットUnityエディタを搭載。スマートフォン、パソコン、コンシューマ機、WebブラウザやOculus Riftなどのプラットフォーム向けにUnity 5上で作られたゲームを展開できる。また、Webブラウザ向けにWebGLへ対応、iOS向けに新しいグラフィックスAPI「Metal」へ完全対応する。
無償バージョンの「Unity 5 Personal Edition」は、これまで「Unity Free」として提供されてきたバージョンに従来のPro向け専用機能の大部分が加えられたもの。
有料の「Unity 5 Professional Edition」は、Unity 5の全機能に加え、大規模開発に必要となるUnity Cloud Build Pro、Team Licenseなど、さまざまな開発支援のための機能やサービスが追加されたバージョンとなる。通常ライセンスは税込162,000円(2015年5月1日より税込194,400円)、もしくは月額75ドルのサブスクリプションでの提供となる。企業向けサブスクリプションプランは要問い合わせ。