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Mozillaは2月24日(現地時間)、「Firefox 36」の正式版のダウンロードを開始し、「Firefox — Notes (36.0) — Mozilla」において、HTTP/2プロトコルをフルサポートすることを発表した。HTTP/2は先日、Internet Engineering Task Force(IETF)のステアリンググループの承認を経て標準機約として公表されることになった。Firefox 36はこの動きに対応したことになる。

このほか、Firefox 36では、新しいタブページでピンしたタイルも同期の対象となるほか、HTML5/CSS3関連の機能が追加されている。開発者向けの機能としては、JavaScriptデバッガの機能強化なども実施されている。

HTTP/2プロトコルの策定はプロトコルの策定とともに、実装と検証も同時に行われてきた。このため、主要なブラウザや人気の高いサーバソフトウェアはすでにHTTP/2に対応したものが多い。今後、HTTP/2がRFCとして正式に発行されるタイミングで数多くのプロダクトがHTTP/2正式対応を発表するものと見られる。