オプトは2月4日、15~69歳の男女1200人を対象に「動画視聴行動」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
これにより、動画広告を最後まで閲覧したことがあると回答した人の割合が、昨年に比べ増加したことが明らかとなった。
どんな動画を、どのサイトで見ている?
調査では、動画サイトにて年末年始に視聴した動画の内容を質問。最も多く回答を集めたのは「ミュージックビデオ(44%)」となり、次いで、「面白動画(23%)」「お笑い(23%)」という結果となった。
利用したサイトとしては、8割以上の人が「YouTube(86%)」をあげたほか、「ニコニコ動画(39%)」や「FC2動画(15%)」「Gyao!(14%)」「Dailymotion(12%)」との回答もあった。
動画広告を最後まで見たことがある人は、30%
オプトは、動画サイトにて、コンテンツを閲覧する前や閲覧中に流れる「動画広告」に関しても調査を実施。
YouTube上での動画広告を「最後まで見たことがある」と答えた人は30%で、昨年同時期より9ポイント増加したほか、47%が「最後までは見たことがないが、動画広告は見たことがある」と回答し、動画広告の視聴経験者は計77%、昨年同時期比6ポイント増となった。
また、動画広告に対する印象・態度としては、「スキップできるのであればよいと思う(70%)」との意見が最も多いものの、「毎回スキップしている(59%)」との声は、昨年同時期より10ポイント減少。
くわえて、「TVCMでは見られない面白いものが流れるので積極的に視聴したい(21%)」や「ついつい見てしまう(18%)」「TVCMより面白いと思う(18%)」などポジティブな意見は、昨年より増加したという。
なお、動画広告を視聴したあとの行動に関して、「動画広告後のサイトURLをクリックしてサイト遷移した(11%)」や「商品のWebサイトを見た/見る(10%)」といった意見は、昨年同時期とはさほど変化がみられない。