ネットワールドは2月2日、ニフティとディストリビューター契約を締結したと発表した。あわせて、ニフティクラウドでは初めてとなるプリペイド方式で利用可能な「ニフティクラウドクレジット」を他社に先駆けて提供開始する。

パブリッククラウドとプライベートクラウドやオンプレミスを組み合わせたハイブリッド化の傾向も高まっているなかで、ネットワールドは仮想化関連ソリューションやクラウド関連製品等サービスラインナップの拡充を図っており、その一環として、「ニフティクラウド」を加えて、直販ならびにパートナー経由で販売される。

従量課金のパブリッククラウドサービスは請求金額が変動するために、課金処理や請求処理が煩雑になることや、利用後でないと請求金額がわからないことが課題になるケースがあった。そこで、ディストリビューター契約を締結するにあたって、プリペイド方式の「ニフティクラウドクレジット」の導入を提案したことで、販売開始と同時に利用可能となり、販売パートナーによる再販が容易となった。今後は、販売パートナーの支援を強化し、クラウドサービスのディストリビューションモデル拡大を推進し、クラウド/IaaS上で動くアプリケーションやバーチャルアプライアンスの提供を強化する予定。

「ニフティクラウド」のサーバタイプ一覧

「ニフティクラウドクレジット」の価格と販売方法は、あらかじめ利用料金をプリペイド方式でクレジットとして購入し、そのクレジットの範囲内で自由にサービスを利用できる。クレジットは5万円単位で購入が可能で、有効期限は1年間となっている。なお、クレジットの追加購入で、追加購入分有効日から1年間延長される。