キヤノンITソリューションズは1月26日、不正端末接続検知・遮断システム「NetSkateKoban」を販売開始すると発表した。

同製品は、社内ネットワークへの接続が許可されていない不正端末の接続を検知して遮断を行い、ネットワーク管理者へ通知する検疫ネットワークシステム。

管理対象端末に追加のソフトウェアを導入する必要がなく、ネットワークに接続するだけで同ネットワークに存在する端末を検出する。また、接続を許可する端末を選択・設定するだけで、不正端末の接続を遮断できる。

さらにインテリジェントスイッチのポート単位のトラフィック表示、メールの送信記録保持など、多彩なオプション機能も用意

同製品のラインアップは、数百台~数十万台規模のネットワーク環境向けの「NetSkateKoban」と数十台~数百台規模のネットワーク環境(1セグメント)向けの「NetSkateKoban Nano」の2種類。

「NetSkateKoban」は、ネットワークごとに設置する複数のセンサーと管理用サーバで構成される。さらに、小・中規模向けの「センサーAX」、中規模向けの「マルチVLAN センサーAX」、大規模向けの「マルチVLAN センサーEX」がある。

「NetSkateKoban」においては、ネットワークの接続状況がネットワーク図で表示され、 問題の不正PCを迅速に特定し、ネットワークトラブルの原因の特定に使用することが可能。

「NetSkateKoban Nano」は、センサー機能と管理サーバ機能を同梱した小型アプライアンスで、管理端末は1024台まで登録が可能。

価格はいずれもオープン価格。