ソフトバンク・テクノロジーは1月20日、インティメート・マージャーと販売代理店契約を締結し、インティメート・マージャーが提供するパブリックDMPの取り扱いを開始した。

同DMPは、同社が提携するメディアや提携ツールから取得した3億件を超えるオーディエンスデータを保有。国産オリジナルのデータマイニングエンジンによりリアルタイム解析を実施し、サイト利用者の特性を可視化することで、広告配信やコンテンツマーケティングの最適化を実現する。

今回の代理店契約によりSBTは、インティメート・マージャーのパブリックDMPと、デジタルマーケティングソリューションAdobe Marketing Cloudを連携させ、オーディエンスデータの分析やデータ連携、施策活用できるサービスの提供を開始する。

これにより、判別が難しかった性別や年代、趣味嗜好などの来訪者属性情報をパブリックDMPから取得し、明確なペルソナに基づいた自社サイト内行動分析とパーソナライゼーションを実現。

また、Adobe Media Managerのオーディエンス管理機能で構築したプライベートDMPとインティメート・マージャーのパブリックDMPを組み合わせて利用することにより、クロスデバイス・クロスチャネルでの顧客体験の最適化を可能とする。

さらに、SBT独自のコンサルティングサービスとなる「SIGNAL」によって、インティメート・マージャーの数百にも分けられた属性セグメントを利用した「顧客体験の最適化」の施策を、専門のコンサルタントが支援する。

インティメート・マージャーとSIGNALの連携サービスの概要

なお、インティメート・マージャーとSIGNALの連携サービスでは、オウンドメディア上でのターゲティングや広告配信などアクションプランの最適化により、新規顧客開拓や会員育成、離反防止をサポート。ライフタイムバリューを最適化することで、企業の顧客ロイヤリティ向上につながるOne to Oneマーケティングが実現可能となるという。