東芝ライフスタイル(東芝LS)は12月4日、小売店などの店頭向けデジタルサイネージ「スマホでサイネージ」の提供を開始した。

「スマホでサイネージ」製品イメージ

スマホでサイネージは、インターネット接続環境やパソコンがなくても、スマートフォンやタブレット上の専用アプリを使用し、表示させるコンテンツを簡単に制作できるもの。表示コンテンツは、セットとして提供する無線LAN機能搭載SDHCメモリカード「FlashAir」にて送信し、大画面42/47型液晶ディスプレイに表示することが可能だ。

「スマホでサイネージ」専用アプリを用いたコンテンツ制作イメージ

専用アプリからディスプレイへコンテンツを転送する仕組みイメージ

また、あらかじめUSBメモリーに保存した画像を表示する機能のみに対応した「お手軽サイネージディスプレイ」も用意。両製品とも標準セットとして、簡便な組み立てや設置が可能なイーゼルスタンドを付属するほか、万一の不具合発生時も安心できる1年間オンサイト保守サービスを提供する。

同製品の専用アプリは、Android Ver4.4/4.2.2に対応し、Google Playからダウンロード後に使用可能。iPhone対応アプリは、2015年2月に提供される予定だ。

提供は、「スマホでサイネージ」と「お手軽サイネージディスプレイ」共に、42型ディスプレイと47型ディスプレイにて用意され、価格はオープンとなる。

販売は、東芝グループと販売パートナー各社営業窓口、オンライン直販サイト「Toshiba Direct」を通じて実施する。