インターネットイニシアティブ(IIJ)は10月30日、企業のシステムに侵入し様々な被害を与えるマルウェアを検知・解析する「IIJマルウェア解析ソリューション」の提供を開始すると発表した。
同ソリューションでは、「PaloAlto Networks PAシリーズ」「FireEye NX/EXシリーズ」のようなサンドボックス型のセキュリティ製品や、「FFR yarai」などの標的型攻撃対策製品で検知した検体を、専門のアナリストが調査・解析。マルウェアの危険度や感染状況などの情報を提供する。
これらの情報が明らかになることで、顧客は自社の対応方針に応じた早急な処置が行なえるため、対応効率を向上できるという。
3段階のメニュー「1.初期判定」「2.簡易解析」「3.詳細解析」が用意されているため、目的に応じて解析内容が選択可能だ。
マルウェア解析では、セキュアブレインの専門アナリストが協力し、同社が保有するツール等を利用している。