ユナイテッドは10月14日、同社の提供するスマートフォン媒体社向けSSP(Supply Side Platform)「AdStir」が、ファンコミュニケーションズが提供するターゲティング・アドプラットフォーム「nex8」とRTB接続を開始したと発表した。
「nex8」とは、さまざまなターゲティング手法により広告配信を最適化する広告配信プラットフォームで、広告主・代理店は最適な媒体・最適なユーザーに広告配信をすることができる。
一方、「AdStir」は、ユナイテッドが2011年9月に提供を開始したSSPで、アドネットワーク広告収益を最大化しつつ、RTB(Real Time Bidding)広告の競争入札を利用することでさらなる広告収益の増加を実現する。
今回のRTB接続により、「nex8」経由で広告出稿している広告主は「AdStir」が保有する月間350億アドインプレッション(6月時点)を超えるメディアにリーチ可能となり、よりユーザーにマッチした広告枠に配信することで、広告効果の向上が期待できる。
また、「AdStir」経由で広告を配信しているメディアは、国内外15のDSP(Demand Side Platform)から入札を受けることが可能となり、より多彩かつ多くの入札によって競争が活発化し、収益の向上が期待されるという。