富士通システムズ・イーストは10月9日、2015年7月15日(日本時間)でWindows Server 2003の延長サポートが終了するのに伴い、サーバの延命措置/移行対応を実施する「FUJITSU セキュリティソリューション Windows Server 2003向けEOS対応ソリューション」の提供を10月より開始すると発表した。

同ソリューションは、「ホワイトソリューション」「アップグレードソリューション」「クラウドソリューション」の3つのプランから構成される。すべてのサービスが個別見積りとなる。

「Windows Server 2003向けEOS対応ソリューション」のラインアップ

ホワイトソリューションは、既存サーバに「McAfee Application Control」をインストールすることで、動的なホワイトリスト管理を容易にする。これにより、動作させるプログラムやサービスを信頼できるアプリケーションのみに限定し、Windows Server 2003のサポート終了に伴うセキュリティの脆弱性保護対策を低コスト・短期間で実現し、サーバの継続使用を可能にする。

アップグレードソリューションは、サーバの種類や状況に応じて、顧客の要件に合った移行方式とサーバ設置環境を決定し、最新OSへアップグレードする。同社のデータセンターにサーバを構築した場合、運用までトータルサポートを実施するホスティングサービスにより、顧客はサーバ(資産)を保有することなく資産保持と同等の効果が得られる。

クラウドソリューションは、Windows Server 2012のサーバをパブリッククラウドまたはプライベートクラウド環境上に構築する。富士通のパブリッククラウド「FUJITSU Cloud A5 for Microsoft Azure」環境に構築した場合、24時間365日、日本語によるサポート対応など安心かつ高品質なサポートを受けられる。

ホワイトリストソリューションの概要