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Mozillaは9月18日、「WebIDE、ストレージインスペクタ、jQuery イベント、iframe 切り替えなど - Firefox 開発ツール エピソード 34|Mozilla Developer Street (modest)」において、2014年11月のリリースが予定されているFirefox 34で導入される開発ツールについて伝えた。
Firefox 34で導入が予定されている開発者向けの主な新機能は次のとおり。
- アプリ開発ツールWebIDEをデフォルトで有効化。WebIDEはFirefox OSアプリの開発を対象とした開発ツールで、テンプレートから新しくFirefox OSアプリを開発したり既存のアプリを開いて編集するといったことが可能
- クッキー、localStorage、sessionStorage、IndexedDBのデータを表示するための新しいインスペクタ「ストレージインスペクタ」の導入(ストレージパネルはデフォルトでは非表示。また現在は参照機能のみで、編集機能はさらに将来のバージョンで提供予定)
- インスペクタのイベントポップアックにおいてjQueryをサポート
- デバッグ対象のiframeを切り替える機能を追加
- プロファイラの改善
- セレクタハイライト機能
特にFirefox OSアプリの開発環境であるWebIDEがデフォルトで有効化される点が注目される。Firefox OSを搭載したモバイルデバイスの割合はモバイルデバイス全体で見ればまだ少数だが、開発者が自由に使用できるモバイルデバイスおよびアプリという点で注目されるプロダクトであり、今後の動向が興味深い。