BetaNewsは、「VirtualXP Free lets you convert your old Windows XP PC into a virtual machine」において、Windows XPやWindows 2003がインストールされたPCからデータを抜き出して仮想化ソフトウェアで利用できる仮想ディスクイメージを作成するアプリケーション「VirtualXP」を紹介した。VHDフォーマットの仮想ディスクイメージを生成するためさまざまな仮想化ソフトウェアで利用できる。個人目的の場合には無料と説明がある。商用利用には30米ドルの商用ライセンスが必要。

Windows XPのサポートは2014年4月のアップデートを最後に終了している。Windows 2003のサポートは2015年7月にはサポートの終了が計画されている。このため、基本的にWindows XPやWindows 2003を使い続けるのではなく、より新しいバージョンのWindowsへ移行するか、セキュリティサポートが提供されているほかのオペレーティングシステムへ移行することが推奨される。

Windows XPはセキュリティサポートが終了したにもかかわらず依然として世界中で使われており、デスクトップ向けのオペレーティングシステムとしては第2のシェアを確保し続けている。セキュリティサポートが終了しているWindows XPはボットネットの構築や踏み台として使われるなど、セキュリティ脅威を助長しかねないと指摘されており、早期の移行が推奨されている。