博報堂DYメディアパートナーズ(以下、博報堂DY)とデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は、2014年8月26日よりパナソニックのテレビ「ビエラ」上で動画広告の配信・掲載を開始した。
動画広告は対象機器をインターネットに接続した際に表示されるホームスクリーン中央部に掲載され、リモコンのキー操作により大画面で再生。動画表示後には動画広告や関連するキャンペーンについて、視聴者へのアンケートを実施することも可能となっている。
スマートテレビの普及を新たなビジネスモデル創造の機会として、次世代テレビ受像機に関連するビジネス開発を行っている博報堂DYグループ横断組織「ミライテレビファクトリー」では、DACと恊働でテレビホーム画面上に動画広告を配信・掲載する新サービスを開発。今年2月に東芝「レグザクラウドサービス」のクラウドメニュー画面での動画広告掲載を開始したのに続き、今回が2件目の事例となる。
同社によると、広告主のオンライン動画広告への関心が高まる中、生活に密着し画面の大きいテレビへの動画広告はより高い広告価値を生み出すことを期待できるという。今回の事例では視聴者アンケート機能により広告主にとって価値の高い広告メニュー展開を目指し、今後はターゲティング広告などの実施も視野に入れるとしている。