グリーは8月13日、子会社のスマートシッターを通じて、居宅訪問型保育としての子育て支援サービス「スマートシッター(smartsitter)」を正式に開始すると発表した。

同サービスは、家庭と保育者を顔が見える形で繋ぎ、安心して託児依頼ができる仕組みを提供する。家庭と保育者のマッチング、託児依頼・予約管理、利用料の請求・支払代行をITで効率化する。

あわせて、保育者の本人確認を行ったうえで面談と研修受講を必須とし、利用者が信頼できる人材を育成し、評価を含む情報を公開することで、安心・安全な保育環境を実現する。

東京海上日動火災保険が、スマートシッター利用者向け特別保険によって、サポートする。

「スマートシッター」の仕組み

実際に保育を依頼する際、保護者は同サービスのサイトに登録を行い、自身と子どものプロフィールを入力する。保護者と子ども、保育者の相性をチェックするため、1時間を目安に面談を行う。面談の結果、相性がよさそうなら保育を依頼し、依頼に対する保育者の見積りを保護者が承諾すると、予約が成立する。

公式サイトの画面イメージ

保育者に対しては、保育士資格をはじめ、同社基準で必要と考える資格の取得、育児経験を確認している。

保育を依頼できる子どもは1歳以上からとなっており、病時・ 病後保育は現在のところ、対応していない。

保育利用料は保育者や利用時間によって異なり、保育者は月額登録料500円のほか、保育料の25%を手数料として支払う必要がある。