ソニーは7月23日、「バックアップSDカード」に大容量モデルを追加し、メールデータの定期バックアップの機能を搭載した新シリーズ「SN-BA Fシリーズ」として4機種を発売すると発表した。

「バックアップSDカード」は、PCのSDカードスロットに挿入し、ソフトウェア「Real-time Backup Utility」上でバックアップしたいフォルダーを設定しておくだけで、データを更新するたびに、リアルタイムで自動保存する。その際、暗号化の設定を行うことも可能。

新シリーズは、従来のリアルタイム自動バックアップ機能に加え、Outlookなどのメールデータを、指定した間隔で定期的にバックアップする機能を搭載した。

ウィザードではOutlookとThunderbirdの設定が可能で、その他のメールソフトは手動で設定する。

各機種はメモリの容量が異なり、16GBの「SN-BA16 F」、32GBの「SN-BA32 F」、64GBの「SN-BA64 F」、128GBの「SN-BA128 F」のラインアップとなっている。発売日は8月27日。

左から、バックアップSDカード「SN-BA16 F」、「SN-BA32 F」、「SN-BA64 F」、「SN-BA128 F」

市場推定価格は、「SN-BA16 F」が4,000円前後、「SN-BA32 F」が7,000円前後、「SN-BA64 F」が1万4,000円前後、「SN-BA128 F」が2万7,000円前後(いずれも税別)。