ビデオリサーチは7月14日、録画番組の再生視聴(タイムシフト視聴)の調査データの一部を公開した。近年のテレビ視聴動向の変化を捉え、番組の実態を把握する為に調査したという。

調査は、関東地区における通常の視聴率調査と同様で、エリア内に居住する「自家用テレビ」を所有する世帯と、世帯内に居住する4才以上の家族全員が調査対象。そのうちタイムシフト視聴可能世帯は約78%となっている。

サンプリング方法は、国勢調査の統計情報をもとに無作為一段系統抽出を行い、「基準世帯」を抽出している。調査対象数は300世帯の約800人で、世帯内個人数はローテーションなどにより日々変動する。なお、調査方法は音声フィンガープリントによる機械式調査だ。 こうした調査の結果、2014年4~6月(2014年3月31日~2014年6月29日)における、タイムシフト視聴(7日内の番組再生視聴)が多い番組をビデオリサーチは公表した。

1位はTBSで放映されていた「日曜劇場・ルーズヴェルト・ゲーム」、2位はフジテレビの「笑っていいとも!※最終回」、同じく同率2位のTBSで放映されていた「木曜ドラマ劇場・MOZU Season1・百舌の叫ぶ夜」が上位に並ぶ。

同社では、データの提供を2015年1月から行なう予定だ。

上位20番組の再生率(同社Webサイトより)