日立ソリューションズは7月10日、BYOD(Bring Your Own Device)を実現するためのモバイルプラットフォーム構築ソリューションの提供を7月11日から開始すると発表した。価格は個別見積り。

同ソリューションは、スマートデバイス仮想化基盤「Remotium」上に、メールや文書作成、スケジューラなどのオフィス業務系アプリケーション、イントラシステムなど企業独自の業務アプリケーションを搭載し、認証ソリューションやネットワークなどを含め、スマートデバイスを業務利用するための最適な環境の企画/設計、構築を行うもの。

モバイルプラットフォーム構築ソリューションの概要

スマートデバイス仮想化基盤「Remotium」の仕組み

サーバ上の仮想環境に、スマートデバイスからリモートアクセスすることで、スマートデバイスの安全な業務利用とデータの公私分離を実現するとともに、最適な環境の提供に加えて既存環境との連携を支援することで、円滑にスマートデバイスの業務利用を開始することができる。

そのほか、仮想スマートデバイスで利用するアプリケーションや設定は情報システム管理者が一括して管理・制御可能となっており、通信などの利用状況もログとして確認できる。