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FreeBSDプロジェクトは7月6日(協定世界時)、「FreeBSD Foundation: FreeBSD 9.3-RC3 Now Available」において、FreeBSD 9.3-RELEASEへ向けた最後の準備リリースとなる「FreeBSD 9.3-RC3」を公開したと伝えた。インストーライメージファイルはFTPサーバ経由でダウンロード可能。amd64版、i386版、ia64版、powerpc版、powerpc64版、sparc64版が提供されている。
RC2とRC3の違いはデバイスドライバのバグ修正やアップデート、インストーラの修正など。大きな変更はみられず、このまま最終リリースへ作業が進むものとみられる。重大なバグが現れない限り7月11日(協定世界時)にはリリースへ向けたビルドが開始され、7月16日(協定世界時)にはアナウンスが実施されるものとみられる。
9.3-RELEASEは9系安定版の最新版となるバージョン。9.3-RELEASEが9系最後のリリースになるかはまだ発表されていない。実装されている機能や安定度などを考慮すると、これから新しく9系を採用する強い理由は見つからない。すでに9系を採用している場合には9.3-RELEASEへのアップグレードを、新規で採用する場合には10.0-RELEASEの採用が推奨される。
