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Rubyコミュニティは「EOL for 1.8.7 and 1.9.2」において、Rubyバージョン1.8.7およびRuby 1.9.2のセキュリティサポートが7月31日に終了すると伝えた。Ruby 1.8.7とRuby 1.9.2は半年ほど前にセキュリティサポートの終了が予定されていたが半年ほど延長され、今回の終了となった。
Ruby 1.8.7がリリースされたのは2008年6月、Ruby 1.9.2がリリースされたのは2010年8月とされており、それぞれすでに公開されてから6年および4年が経過している。このためセキュリティパッチをバックポートしたりメンテナンスしていくことが難しくなっていると説明がある。Rubyコミュニティでは先日公開されたRuby 2.1.2や半年以内にリリースが予定されているRuby 2.2.0など、より新しいバージョンへ移行することを推奨している。
なお、Ruby 1.8.7やRuby 1.9.2のメンテナンス継続を希望するグループがある場合には連絡をして欲しいという説明もある。Ruby 1.8.7およびRuby 1.9.2を利用している場合にはセキュリティサポートが提供されているより新しいバージョンのRubyへ移行することが推奨される。