ドコモ・システムズは7月1日、ドコモグループ内で利用している企業情報システム「dDREAMS」を一般企業・法人向けクラウド型企業情報システムとして提供を開始すると発表した。

同システムはドコモグループの企業情報システムとして10年以上にわたって開発・最適化を繰り返し、5万人の業務を支えてきたシステム。

今回、同システムはNTTドコモよりドコモ・システムズに移管され、今後、一般企業・法人向けにクラウド型企業情報システムとして幅広くサービス提供を進めていく。

同システムは、スケジューラ、人事給与、電子決済、進捗管理・モニタリング、会計管理、オフィスツール、ネットワーク、情報共有サービスといった機能が提供される。

社員の勤怠管理をはじめ、経費精算、電子決裁に至るまでの業務フローをシングルインプットで実現し、社員の間接稼働を大幅に削減する。これらのサービスは、セキュアな環境で、スマートフォン・タブレットからもPCとほぼ同等に利用可能。

専任スタッフが24時間365日監視し、初期導入時の講習会をはじめ、いつでも問合せできる万全のサポート体制を用意しているほか、不正侵入やウイルス感染防止の入り口対策から情報漏えい防止の出口対策まで、最適化されたセキュリティソリューションでシステムを保護しているため、セキュリティ対策に要する手間も軽減される。

「dDREAMS」の特徴