The Mozilla Foundation

Mozillaは6月19日(米国時間)、「Mozilla announces a partnership with The New York Times, The Washington Post and Knight Foundation for a new online community platform」において、新しい報道のプラットフォーム兼コミュニティを構築するためにNew York TimesおよびWashington Postとパートナーシップを締結したと伝えた。この取り組みを支援するため、John S. and James L. Knight Foundationが389万米ドル(約3億9600万円)を出資したという説明もある。

新しいプラットフォームは、報道機関、ジャーナリスト、メーカ、オーディエンスなどが参加し、従来とは異なるスタイルでの情報共有や報道のあり方を目指すとしている。現在のやり取りは、報道に対してコメントをつけるといったスタイルであることに対し、この新しい取り組みでは参加者らがより積極的に対話できる仕組みを目指している。

コミュニティに参加するユーザは自らのコメントやコンテンツをアップロードすることができ、ジャーナリストや報道機関はそうしたコンテンツも活用した新しいスタイルでの報道が可能になるという。今回の発表はMozillaとKnight Foundationが進めている「OpenNews」プロジェクトの一環として実施されたものとの説明がある。