日立ソリューションズ東日本は6月5日、パソコンやファイルサーバに蓄積されたファイルの使用状況を可視化し、ファイルサーバ運用を効率化する「ファイルサーバデータ配置最適化ツール ecoMinder/FE(エコマインダー/エフイー)」に、ユーザーの運用環境に合わせ、データ配置の設定に対応できるプロフェッショナル版「ecoMinder/FE Professional」の提供を開始した。
今回、同時にMicrosoft Windows 8.1、Windows Server 2012 R2などの最新プラットフォームに対応したVer.1.4の提供も開始する。
「ecoMinder/FE」は、ファイルサーバ内のデータの利用状況を可視化し、「活用されていないデータ」を仕分けしてバックアップ対象データを削減することによりバックアップ容量の削減と時間短縮を支援する製品。
今回、新たに提供開始するプロフェッショナル版では、データの一部を処理から除外できる「対象外フォルダ指定」のほか、「強制移動フォルダ指定」「重複ファイル一覧」などの機能を追加。これにより、峻別するフォルダを、運用環境に合わせて、より柔軟に設定することが可能となる。
なお、製品種類は3種類でファイル峻別の設定可能数が高い順番に「ecoMinder/FE Professional」、「ecoMinder/FE Standard」となり、「ecoMinder/FE Lite」はクライアント用となる。プロフェッショナル版の価格は39万8,000円(税別、インストールするサーバの物理台数が必要、1年間のソフト保守料が含まれる)。