ライフメディアは5月28日、歩きながらスマートフォンを利用する行動「歩きスマホ」に関する調査の結果を発表した。これによると、スマートフォンの所有者の約6割が「歩きスマホ」の「経験あり」と回答したという。
調査対象は10代から60代の全国男女1,200名で、うち、スマートフォンの所有者は全体の53.8%だった。
全回答者に「歩きスマホ」という言葉を知っているかを尋ねたところ、76%が「知っている」と回答した。内訳は、スマホ所有者の84%が、スマホ非所有者の67%が「知っている」と回答し、スマホ所有者のほうが認知している結果になった。
スマートフォン所有者に「歩きスマホ」をしたことがあるか聞いたところ、半数以上の62%が「ある」と回答した。さらに、歩きスマホの経験者に、歩きスマホで利用する機能を聞いたところ、男性は「地図」「メール」が、女性は「メール」「通話」が上位になった。
全回答者に「歩きスマホ」をしている人が自分にぶつかったりした経験があるか尋ねたところ、14%が「ぶつかってきたことがある」、39%が「ぶつかりそうになったことがある」と回答し、半数以上が危険な目にあったり、あいそうになったりしている結果となった。
「歩きスマホ」の規制について、全回答者に聞いたところ、60%が「規制したほうが良い」と回答した。スマートフォン非所有者の71%が「規制したほうが良い」と回答したのに対し、スマートフォン所有者は「規制したほうが良い」と回答したのは50%程度だった。