BetaNewsは5月26日(現地時間)、「How to continue getting free security updates for Windows XP -- until 2019」においてセキュリティサポートの終了したWindows XPにセキュリティパッチを適用する方法があると伝えた。今のところ2019年4月まではこの方法が利用できる可能性があると説明している。
紹介された方法は組み込み業界向けに提供されているWindows Updateを利用するというもの(以前はWindows Embedded POSReadyと呼ばれていたものだと説明がある)。Windows Embedded POSReadyはWindows XP Service Pack 3をベースにしたものとされており、Windows Embedded POSReady向けのセキュリティパッチをWindows XPに適用できると説明されている。
Windows Embedded POSReady向けのアップデートを適用するにはレジストリを多少編集する必要がある。基本的には32ビット版のWindows XPが対象とされているが、64ビット版に適用するための抜け道も存在すると説明されている。
なお、MicrosoftはすでにWindows XPのサポートを終了しており、Windows 7やWindows 8.1などよりモダンなオペレーティングシステムへ移行することを推奨している。抜本的にはWindows XPを使い続けるのではなく、より新しいバージョンや別のセキュリティサポートが提供されているオペレーティングシステムへ移行することが推奨される。